君が残したもの～最期のラブレター～

幸せな日々

それからというものほぼ毎日一緒に帰るようになった。
以前も同じような感じではあったが違うのは隣に彼女がいて一緒に他愛もない会話をする。ということ。

ところでこの時、俺らはまだ付き合っていない。
彼女は本気だったらしいが俺自身あの告白はなしだと思っているからである。

だが付き合うのはあの夜から８日後の事であった。
彼女がしびれを切らし、かなりの猛攻を俺が浴びたからである。