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この頃、俺はサッカー部にてインターハイ予選を控えていた。
土日は常に練習試合などが組まれ、夜は遅くまで練習と、彼女と会う機会がどんどん少なくなってきた。
そんな時彼女が
『はい!!手紙書いた』
俺に無理やり押し付けてきた。今どき携帯にてメールという便利なものがあるにも関わらず、彼女は手紙をチョイスした。
内容は(恥ずかしいので若干略します)
〔何となく手紙書いた!新鮮やろ!?最近サッカーで疲れとうと思うき、遅くまでメール付き合わせるより手紙交換のがいいと思ったんよ。
あんまり無理せんようにね。
大・大・大好きばい!!(笑)
そしたらね。〕
久しぶりに顔が赤くなり、自宅で良かったと感じた
…
……
………姉貴が部屋のドアの隙間にてニヤニヤこちらを見ていた。
その後質問責めに合い、せっかく彼女がくれた睡眠時間を奪われた。
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