いない

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次の日お通夜が開かれた。 沢山の人がいた。 みんな泣いていた。 俺もお焼香と線香をあげた。 この時も何も感じなかった。何も感じようとしなかったのかもしれない。 俺は最後まで残った。 深夜帯になり、人がいなくなった。 その時、彼女のお母さんがこちらに来た。 俺と目が合った。
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