手紙

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どれくらい謝っただろう どれくらい泣いただろう 気付いた時は自宅のベッドにいた。 嫌な夢だったと思いたかったが手紙があるのに気付いた。 また泣いた。泣けば許されるわけでもないのに。 ただ泣くしか出来なかった。 そして、葬儀が行われるからと電話があり向かった。 昨日の事は彼女の父親が俺を抱きかかえたところまでしか覚えていない。 いつ帰ったのかも。 葬儀もあまり覚えていない。 花を添えて下さい。と葬儀場の方が言った。 俺は添える事が出来なかった。 実感がわくと彼女を見るのが怖かった。
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