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「明日の持ち物は…」
先生が明日の持ち物について僕達に話しを始めた。
「……」
僕は、高杉優稀(タカスギユウキ)今年この『如月学園』に入学した高校一年生である。
「では、今日はこれまでにします。皆さんは、早くこの学園に慣れるようにしてください。」
「はい…」
僕達は一斉に返事をした。
「はぁ…」
先生が教室を出ると僕は席を立った。それに続いて皆も立ちはじめる。
皆一斉に教室を出る、そして自分達の部屋に向かって足を進めた。
この学園は全寮制の共学だ、なので皆自分の部屋に戻って行った。
僕も、特にやることも無かったので、とっとと部屋に戻ってしまった。
部屋に着くと以外と広く綺麗で少し僕は驚いた。
この学園には、風呂、食堂、売店と行った生活に欠かせないものは全てこの学園内で買うことができた。
その日僕は、疲れていたのか、部屋に着くなり直ぐに寝てしまった。
ー次の日ー
僕は、6:00頃に起きた、この学園の登校時刻は7:20までだったので僕は、制服に着替えて部屋をでて食堂に向かった。
食堂に向かっていたら不意に後ろから声をかけられた。
「ねぇ、君?」
僕が振り返ると、そこには目鼻立ちがはっきりとした美形の少年が立っていた
「何かな?」
僕がそう問い掛けると彼は…
「君って同じクラスの高杉優稀君だよね?」
と言われたので、僕は
「そうだよ」
と言った
そしたら、彼はよかったと言って…
「僕の名前は佐川律(サガワリツ)宜しく」
そう、僕に言って来たので戸惑いながらではあったが「宜しく」と返事をした。
そして、彼は…
「もし、よかったら一緒に食堂いかないかな?」
とお誘いを受けた。
僕も、一人では心細いと思っていたのであっさりとお誘いを受けた。
そして、二人は食堂に向かって足を進めた。
食堂に着くと食券を買うために機械の前にたった
僕は、鮭定食のボタンを押してカウンターに向かった彼は、鯖煮定食の券を持ってカウンターに来た。
そして、できた定食をとり適当な席に座った。
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