運命的な出逢い

9/16
前へ
/21ページ
次へ
「ちょっ!何で変色した!?カメレオンの皮膚でも使ってるのコレ?しかもハズレねえしッ!」 指輪を抜こうと頑張るが、どうゆう理屈か、いくら指輪を引っ張ってもスッポン並みに離れる気配がない てゆうかむしろ指の方が先に取れちまいそうだった。 「ヤばい…このままだと…」 鬼畜天使の言葉がふと頭をよぎる。 『窃盗罪』 ………マズい、非常にマズい。 確か50万円だっけ?いや無理無理!母親に殺される 10年以下の懲役?そんなことしたら20才くらいだぞ…青春もクソもねぇ。 「嘘だろ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁあ」 俺は最悪の未来を想像して、学校の目の前だと言うことも忘れ、頭を抱えて絶叫した。  
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加