魔法習得

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レンに言わせると、僕はセイナの庇護欲を掻き立てたらしい。 そんな事を言われても良く分からない。 (弟って……僕、身長が低い訳でもないのにな って、身長は関係ないか) 本当の年齢も分からないし、皆より年下かも知れないんだから年下扱いされてもおかしくないんだろうけど、少し戸惑ってしまう。 (ん!?) 頭に何か置かれた感じがして、見上げてみる。 視界に入ったのはアスクの顔。 そのまま頭を撫でられた。 「あの二人は放っておけ」 アスクの言葉に再び見てみると、まだレンはセイナに踏みつけられていた。 考え込んでて気付かなかったけど、まだやってたんだ……
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