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冬とは言え、待ち合わせ場所の学校の校門は寒いとしか良いようがなく、先に着いてた四人はカイロを手に暖まっていた。
「暖かい…」
「niceだな親!」
珍しくカイロを所持してきたのは元親自身なので皆満足して元親に礼を言った。
元親は良いって、と笑いながら受け流した。
楽しそうに話している中、慶次達が自転車で来たらしく政宗は話を切り出した。
「今から別荘まで俺のcarで行く」
「かー、で御座るか?」
「真田、伊達は車で行くと申しておる」
「半兵衛のチャリどうしよう…」
一同「竹中の自転車なのか!?」
慶次のセリフに一同が驚いた
「あぁ、僕の自転車だよ
慶次君が気遣って二人乗りで来たんだ」
「二人乗り…」
「は、破廉恥極まりない!//」
「へぇ、やるじゃねぇか前田の風来坊!niceなloveを見せつけてくれる!」
「政宗、何か競ってる言い方だな」
と6人で騒いでいると、1台の黒い高級車が校門の前に止まった。
「お、着いた様だな」
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