はじまり
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瞬間、渚の顔がみるみるうちに赤く染まっていく。 「顔真っ赤だぜ、渚。熱でもあるんじゃねの?」 勇火はバカ笑いを残し、スピードを落とした渚から遠ざかっていく。 「顔が真っ赤になるほどの熱って、500億℃ぐらいか? あははは、お大事に」
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