はじまり

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不敵な笑みをたたえ、不気味に瞳を輝かせる渚。 勇火は、唾を飲み込む。 惑星を粉砕する、渚の拳。 それをモロに食らったら、流石に少しは痣が残る。 だが勇火の心には、その恐怖とは別にある幸福が満ちていた。 それは、 「こりゃ、特等席だな……丸見えだ」
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