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救急車の中ではファスナーの付いたビニールの袋のような物に入って横になっていました。
ずっと鳴り響くアラーム音
横目に音の方を見ると、血中酸素濃度計が90になっていました。気を失わないようにか救急隊員の方が到着まで話し掛けてくれていました。
救急車に乗って30分は経過したでしょうか…
やっと病院に到着しました。
到着してすぐにCT撮影し、病室に案内されましたが、何枚もの書類にサインしなければなりませんでした。
要するに、もし意識がなくなった場合、あなたは延命治療を希望しますか?という事です。
私が搬送された病院は軽症、中等症の患者専用だった為、重症になればそれ以上の治療はできないし、転院先に空きがなければどうしてほしいかを意識があるうちに選択しなければいけませんでした。
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