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佐倉君とドレスのお店を探しながら歩いていると
いい感じのお店があったから
私達はお店に入った。
私がドレス選びをしていると
佐倉君が私に話しかけてきた。
『…雪乃。ほんとに申し訳ないんだが…;』
『え、なに?』
『俺、このあと部活なんだわ。
っていうことでここでさよならなんだよ、悪いな』
『え!!
私、お城どこにあるかしらないんだけど…!?』
『まぁ、地図でももらって頑張ってくれ!じゃあな!!』
佐倉君が急いで店を出てった。
『ちょ…!!
地図みてお城まで徒歩でいく
シンデレラがどこにいんのよー!!』
……うぅ…どうしよう…;;
お城までどうやっていけばいいかわかんないし
ドレスもなに選べばいいかわかんないし…
そのとき。
ブウォンッ!!
外でバイクの排気音がした。
ん?
シンデレラにバイクなんて出てきたっけ?
そしてお店に入ってきたのは…
『あ!♪
愛李さん!!』
無邪気な笑顔をふりまく
華蓮くんだった。
『愛李さん
今からお城いくの!?』
『うん…そうなんだけど…
なんせ交通手段がないもんで…どうしようかと』
『…だったら
俺のバイク乗ってけばいいよ!
お城まで乗せてってあげる!』
華蓮くんが可愛らしく笑った。
て…天使や…!!
『ありがとう!!華蓮くん!
あ…っと、ドレス選ばないと』
私はまた
ドレス選びをし始める。
華蓮くんも手伝ってくれた。
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