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『愛李さん!
このドレスどう?』
華蓮くんが
ドレスを持ってきた。
フリルがいっぱいついた可愛らしい薄ピンクのドレスだ。
『わぁ……可愛……
って
これ胸元
開きすぎじゃない!?』
『そう?大丈夫大丈夫!
俺、スキだよこういうの!』
『いやいや、華蓮くんの趣味じゃなくて…;;』
『どうせ、王子役藍斗でしょ?
藍斗もこういうの好きだよ』
さらっとネタバレーッ!!
『わ、私にはそういうの
着こなせないから…;』
華蓮くんがちらっと私の胸をみて笑顔で言った。
『………大丈夫だよ!!』
なんだその微妙な間は!?
『絶対藍斗はぁ
ほら、変態だからこういうのが好みだよ♪』
私はもう一枚あまり胸元が開いてない白い可愛いドレスを華蓮くんに見せた。
『私、これでいい!!』
『えー…
まぁ、それも可愛いからいいよ!』
私は早速着替える。
『ど…どうかな…?』
私が華蓮くんの目の前に立つ。
『………可愛すぎ…
やべぇ…超襲いたい……』
『え?なんて言ったの??』
『う、ううん!!なんも!!
すっごく可愛いよ!!
そのまま持ち帰りたいくらい!!』
『ほ、ほんと?
えへへ…じゃ、じゃあ
いこっかお城!!』
『うん!!(襲いてぇ…)』
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