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とある国際空港、ロビー
行き交う人々、再会を喜び、抱き合う人々
逆に別れを惜しみ、泣きながら抱き合う人々。
そんなところのソファーに１人の少女が座っていた。
ロングのストレートな綺麗な髪。少し大人びているが、すこし幼さが残っている。
不安そうに辺りをキョロキョロしていた。
そこへ
「智羽、お待たせ」
１人の少女、いや、少年がやってきた。
手をハンカチで拭いてるのを見ると、トイレにでも行っていたのだろう。
少年を見た智羽という少女から不安感は消え、笑顔があった。
「待ったんだよ？キャスティー」
キャスティーと呼ばれた少年は微笑み
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