自転車サドル事件

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ピロリロピロリロピロリロ…(呼び出し音) あんこ:「あ?なんだっぺ?こんな時間に、一体…?」 彼はFAXを軽く睨みつけた。その後、北欧レンジャーへの依頼の文書と見られる紙が、出てきた。 “助けて下さい。私は、依頼人の沙織です。実は、数日前から私の自転車のサドルの座り心地がおかしいんです。というのは、なんだか、お尻をなめられているような。とにかく、気持ち悪い(=_=Ⅲです。サドルのお化けだったりしたら、どうしようとか思ったりもして、とても怖いです。考えると夜も眠れないんです。助けて下さい。” あんこ:「は?サドルのお化けぇ?そったらもん、いる訳ねえべなぁ。」 すると、ティノが来た。 ティノ:「どうかしたんですか?ターさん。」 あんこ:「あっ、おう!フィンけ!あのな、久しぶりに俺達北欧レンジャーに出動依頼のFAXが来たんだ。…なぁ、フィン、おめえは、この嬢ちゃんの言うサドルのお化けっつうのを信じるけ?」 ティノ:「え?なんですか?それ?」 あんこ:「いや…俺にもサッパリわからん。でも、久しぶりに腕がなるっぺ! あんこは、パキポキと手を鳴らし、愛用の斧を振った。
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