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あんこは、沙織の手を引いて体を起こした。
沙織:「ありがとうございます。FAXで書いた事についてですが…」
あんこ:「その事なら、ちょうどええや。話しがあんだ」
あんこは、沙織を連れて、北欧レンジャー全員のもとに向かった。
しばらくして…
あんこ:「という訳で、決まりだべ」屈託の無い笑顔を浮かべる。
ノル:「あんこうぜえ。」
あんこ:「そうかい!」
会議の内容は、つまり、こう。沙織の自転車を一旦預けて置いて、沙織が例のサドルに腰掛けるフリをして怪物が出てきた所を叩くというもの。
ティノ:「とりあえず、やってみましょうよ。うまくいくと良いなー。」
スーさん:「…んだな。」
翌日、作戦開始。
ティノ:「こうやって見てみると、普通の自転車なんですけどね。…沙織さーん!サドルにまたがって下さい。」
沙織:「はーい!」
沙織の周りには、北欧レンジャー全員が取り囲んでスタンバイしていた。 沙織は、サドルにまたがるフリをした。すると、サドルに不気味な顔が表れた。舌を覗かせたところで…
あんこ:「今だっぺ!」あんこは、斧を担ぎ、サドルを叩き切った。
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