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「まぁ~っ、俺の話を聞けよ~っ、ここ5年ぐらい前から俺たちの住んでいるセンターシティーで奇妙な事件が頻繁に起きているんだが、全く犯人と思われる姿が見付からないんだ。」
とバットは胸ポケットに手を入れてタバコとライターを取り出した。
「あ~~っ、アンドロイドが人間を殺しているってヤツですね~」
とパルスがバットの話に乗ったようにしゃべり出した。
「何が奇妙なんだよ、どっかのイカレた人間がアンドロイドのプログラムを書き換えて暴れさせているだけなんじゃないのかぁ?」
まるでバットの鼻で笑う仕草をマネしたかの様に四郎がパルスを見た。
「それが、そぅ単純な事として扱えないんだよ」
と困った顔をしてバットは話し出した。
「この、俺たち刑事がマークしているアンドロイドは一度つかまえて内部をくまなく調べたんだが、ごく普通の奴で、釈放したんだ、でもマザーの判定は“黒”という結果になっているんだ」
一同がそれぞれの顔を見合わせて
「じゃあ~、そいつが“黒”なんじゃない?さっ、仕事、仕事」
と言い放ち、グレンが立ち上がろうとした時、
「ドカァ~ン!!!!」
もの凄く大きな爆発音がして、地面が揺れた。
「なっ!?なんなんだ?」本当に突然過ぎて何のアクションも取れないアンドロイドにデロスは
「今からお前達に新しい任務を命ずる。今日この場からお前達は“特別機構隊”になり、人間の平和を守るヒーローになってもらう。コードネームは、スクラッパーズだ!!!出動!!!!!!」
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