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そして、戦場から数里離れた所に、黒い鎧兜を纏い、多数の兵を指揮する武将がいた・・・
「耕輔様、ここにいらしゃいましたか。」
耕輔と呼ばれた武将が振り向いた・・・齢27、8の武将。姿は、凛々しく文武両道の将であると同時に、以前は、陳登陣営徐晃軍団に所属して、今はヴァルキリー軍団にいる・・・
「ああ。ここにいるぞ。」
「耕輔様、将軍より伝令です。」
「内容は?」
「漆黒の龍に、敵大将の心臓を噛み砕け!!!と言う事です。」
「漆黒の龍か・・・将軍、恥ずかしいのだがな。と言え、命令は了解した。とだけ伝えてくれ。」
「はっ。」
兵士を下がらせて、代りに耕輔の信頼している部下を呼んだ・・・
「劉覇、劉覇はいる?」
劉覇と呼ばれた武将は、耕輔の片腕で、齢26、7で耕輔と同様に凛々しく、文武両道を兼ね備えいる・・・
「耕輔様、お呼びでしょうか?」
「ああ、命令が下された。それで、俺の指揮下の兵の準備は?」
「命令通り、騎兵隊は、全員、重騎兵用装備させております。」
「よし一時間後、出陣だ!!!」
「了解しました。」
劉覇に、そう命令出すと出撃するまで、効率の良い戦術を考えていた・・・
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