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そういや…
チラッと孝を見る。
比べるものがないから分からないけど、孝のキスは悪くなかった…気がする。
ビックリして焦ってたからはっきりとは覚えてないけど。
…ていうコトはそれだけ慣れてるんだよな?
経験豊富…なんだよな?
俺の意味深な視線に何を考えていたかが分かったんだろう。
「なんなら教えてやろうか?」
「結構です」
近づいた顔を手の平で押し退ける。
知りたいのはやまやまだが、実技でとか言って押し倒されかねない。
「ヤッパリ?残念」
だから近づくなっ!
だが、その後は孝と何だかんだで下ネタで盛り上がってしまった。
俺は興味あるし、孝はネタ持ってるし、楽しかった。
年は違うが、男友達同士でふざけてるようで、壁なんか感じなかった。
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