無駄な自己紹介

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オレは後ろのドアから入ることにした。 理由は単純明快 席が後ろなのでこっちの方が近い。 そんな賢い選択をして教室に入るとさっそくめんどくさいヤツに出くわした。 「やーやーやー」 野生の『アホ』(篠山)が現れた 戦う 道具 逃げる← 賢いオレは逃げるを選択する 「ちょいちょい、どこへ行くんだいボーイ?」 逃げきれなかった。 「時間も押していることだし自己紹介しようじゃないか。話は既に聞いてるだろ遊●?」 オレはファラオじゃないぞ 「ワタシニポンゴワカリマテーン」 「オーケーオーケー。そっちがその気ならこっちもファイティングポーズを取らざる得ないな」 「何をしたって無駄無駄無駄無駄無駄無駄……」
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