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遊一「減らず口かどうかは体験してみるんだな。
俺のターン、ドロー。
手札からボルト・ヘッジホッグ(攻800守800☆2)を捨て、クイックシンクロン(攻700守1400☆5チューナー)を特殊召喚。
こいつは手札からモンスターを1体捨てることで特殊召喚できるチューナーだが、シンクロンと名のついたモンスターをシンクロ素材とするシンクロモンスターしか出せない弱点もある。
そして、ダークシーレスキュー(攻0守0☆1)を召喚。
☆1ダークシーレスキューに☆5クイックシンクロンをチューニング!
戦禍に飲まれ死していく民に永き安息を与えるため、今戦士はおのが剣をすて、その身を強固なる盾へと変える!!
シンクロ召喚!!鉄壁なる壁
ジャンクガードナー(攻1400守2600☆6)」
俺の場に現れたのは2つの等身を一回りを越えるほどの大きな盾をその両腕に備えた、2メートルを越える程の大きな巨人。
その盾には今までいくつもの争いをその盾で防いできたのであろう、多くの傷が刻み込まれている。
遊一「ダークシーレスキューはシンクロ素材として墓地に送られた時、デッキからカードを1枚ドローする。」
?「シンクロ召喚か…
だが、カードはちゅんと選択するんだったな!!
そいつの攻撃力はバーサークゴリラの足元にも及ばない!」
遊一「だから?
ジャンクガードナーの効果を発動。1ターンに1度、場のモンスター1体の攻守を変更する。
俺はバーサークゴリラを守備表示に。」
俺の指令と共に、ジャンクガードナーはその巨大な盾を激しくぶつけ合う。そして鉄と鉄をぶつけ合ったような耳障りな大きな音をたてる。
バーサークゴリラはその音から身を守るかのように守備の体勢になる。だが、その巨大な筋肉ゆえに守備は慣れていないのか、無理に身体を丸めたため、身体の骨が軋み、苦悶の声をあげながら倒れる。
?「馬鹿な!?
なぜバーサークゴリラが破壊された!?」
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