チーム・イノセント

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ゴリとのデュエルが終わったあとで俺はサチに 連れられて体育館裏のプレハブ小屋に連れて来 られた サチ「ここがチームイノセントの本拠地よ まあ、少し汚いところだけど入って」 そういわれて小屋の中に入ると少しという言葉 では言い表しきれないほど汚れていた 床には散らばったカード、カードファイル。そして壁にはデッキレシピのようなものが至るところ に張ってある。 そして切れかけで点滅している電灯の上には大量の埃が被っていた。 遊一「す、少しね… ハハハ…」 あまりの惨状に俺は少しひきつりながらも中に入るとちょうど俺のへその辺りに何か当たった。 それは俺に当たると尻餅をついた ?「きゅう〓、もう、誰ですか?」 俺がそちらに目を向けると所々跳ねた赤い髪をした小学生くらいの男の子がいた。 遊一「あっ、ごめん」 そういって俺はその子に手を伸ばした その子は俺の手を取って立ち上がり俺の方を見 上げた ?「うん? お兄さんだれですか? ここはチームイノセントの部室ですよ こんな所にいる所をもしサチさんに見られたら無理矢理入部させられちゃいますよ。」 少年は可愛らしく首をかしげながらも、俺に迫っていただろう危機について教えてくれた。 というか、もう既になかば入部させられたし、さらに言うなら、この子のいうことが本当ならこの子も俺と同じようになかば無理矢理入部させられたことになる。 大丈夫か?この部。という一抹の不安が俺のなかに沸沸とわいてくる。 サチ「ソウヤ!! だれが無理矢理入部させるですって?」 俺の後ろにいたサチが少年の言葉に反応して怒っていう。 少年はサチに先ほどは気づかなかったようだが、後ろにサチがいるとわかると、一瞬バツの悪そうな顔をしたかと思うと、すぐに取り繕うように言う。 ソウヤ「うっ、サチさんいたんですか。 あっ!そういえば僕急用を思いだ…」 そう言いながら一歩、一歩サチから距離をとるように後退していく少年にサチは一瞬で近づき、少年の頭の上に掌をのせる。 ただ掌を頭にのせられただけ。だが、たったそれだけで少年は一歩も動けなくなってしまった。
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