壊れたミー様

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ミー様を買い物カートに掴まらせ、アタシはミー様の背中を押す。 ミー様は表情のないまま、義務的に売り場を歩き出した。 アタシ「すぐ買うから!堪えて!!お願いだから、頑張って!」 ミー「………………」 あんな虚ろなミー様は初めてだったので、究極に空腹だったのだろうと思われる。 しかし、いつも覇気のある人だけに、あの精気の無さには驚いた。 そして、そんな時にさえも我が儘だったことに閉口した(笑)
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