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アルスたちは
ヘンクツじいさんの家を出て城下町に戻った。
「さあ、いこうぜアルス」
「うん!」
アルスたちが城下町を出ようと歩き出したとき
「キーファ王子!お待ちください」
2人の城の兵がキーファを見つけると駆け寄ってきた。
「どうしたんだ。何かあったのか」
キーファが訪ねると兵士は
「王様が王子をお呼びです」
「また説教だろ~?嫌だよ、行きたくない」
「王子!王子を連れて行かないと私達の立場が危うくなるのです💦」
「私には2人の子供が」
「私には生まれたばかりの子供が」
「「今、職を失うと大変なんです‼」」」
「ああ!もう!わかったよ。行くよ。アルス、そういうことだ。終わったらすぐ迎えに行くから家で待っててくれよ」
キーファはそう言うと
兵士と一緒に城に入っていった。
-夜-
アルスは深い眠りについていた。
「・・・ぁ・・す・・・アルス‼」
「わっ‼」
アルスはびっくりして跳ね起きた。
そこにいたのはキーファだった。
「遅くなってごめん💦あのあと、親父に説教くらってさ。まいったよ。じゃ、いくかっ」
「いくって・・・どこに?」アルスが寝ぼけて聞くと
「決まってるだろ👍謎の遺跡だよ!」
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