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「うわあ・・・」
「中はこんなふうになってたのか」
アルスとキーファーは辺りを
見回しながら進んだ。
「ん?おい、アルス
こっちこいよ!」
キーファーは何かを
見つけたようだ。
キーファーはしゃがんで
何かを見ていた。
アルスはキーファーのもとにいった。
「床に文字が書いてあるぞ
古代文字かな?・・・読めねぇ」
アルスものぞきこんだ。
「ほんとだ・・・読めな・・・」
ぴかーっ!
アルスの腕にあるあざが
光り出した。
「心の目をとぎすまし、
しめされた言葉の真実を
解き明かすべし
遺跡がひらかれた時、
伝説はふたたび語られん
ならび立つ聖者たちは
遺跡を守り
また復活への道を
しめすであろう
ただやみくもに進もうとも
ゆく道はひらけない」
アルスが読み終わるとあざは
光らなくなった。
キーファーは開いた口が
ふさがらなかった。
「あ、アルス。今
何が起こったんだ・・・?」
「わ、わからない。」
アルスもなぜ読めたのか
わからなかった。
「ま、まあ!アルスがなぜ
読めるのかは置いといて
先に進もうか。
古代文字は任せた!」
「う、うん!」
アルスは自分のあざに触れてみた。
なんともない・・・
さっきは熱を帯びていて熱かった。
なんだったんだ?
「アルス!下に降りる
梯子があったぞ!」
「わ、わかった!今いく!」
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