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梯子を降り、目の前の橋を渡った。
渡った先には石碑があった。
またも古代文字で書かれており、
キーファーには読めなかった。
「アルス、任せた」
「了解」
アルスは石碑を読んだ。
「我、炎の番人なり
炎消えるとも我再びこれを
ともさん」
アルスが読み終わった。
「炎の番人?なんのことだ?」
「次の部屋のヒントかな?」
「よし!じゃあ次いこうぜ」
アルスたちは次の部屋に向かった。
アルスの予想通り次の部屋には
炎の燭台を持った大きな像が
4体真ん中の大きな燭台を
囲んで建っていた。
「さっきのヒントはこの部屋だな」
「うん。
ここで行き止まりだから
さっきのヒントを解いたら
次行く道が開けるってことだね」
「だな。う~ん・・・」
「炎を消すとか言ってたよね」
「炎って・・・あ!真ん中の
燭台のそばに井戸がある」
井戸には水がたまっていた。
「その水で真ん中の燭台の炎を
消せってことかな?」
「やってみるか!」
キーファーは井戸から水を汲み、
真ん中の炎を消した。
すると正面の炎の番人が動いて、
自分が持っている燭台を
真ん中の燭台につけた。
すると真ん中の燭台に
炎がついた。
番人は炎を付け終わると
ゆっくり戻った。
キーファーは移動して
違う方向から炎を消してみた。
すると今度は
その場所の正面の番人が動いた。
炎をつけた後、元の位置に戻った。
「もしかして
炎を消す場所によって
動く像が変わるんじゃないかな?」
「そうだな!さすがアルス!
」
「キーファー!番人が
いた場所にスイッチがあるよ」
「ほんとか⁉押してみてくれ」
「わかった!押すよ?」
アルスが押すと壁がゴゴゴと
動いて入り口ができた。
「でかしたぞ!いってみよう!」
キーファーに続いて隠し扉の
中に入るとそこには
宝箱があった。
開けるとかぶとが入っていた。
「なんだ?これ。
重くて装備できねぇよ」
「ほんとだ。重い・・・」
「まあ、いいや
ここは行き止まりみたいだ。」
「そうだね、戻って違う像を
動かしてみよう」
「そうだな」
アルスたちはさっきの炎の番人の
部屋に戻り右にある像を動かすと
階段が出てきた。
「あった!いくぞ!アルス!」
「うん!」
アルスたちは次の部屋に向かった。
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