Ａｉｗｏｋｕｄａｓａｉ

Ｂａｂｙ

それは、久々のオフなのにお腹を空かせてしまった僕のために早起きしてご飯を作っているビジュアルショックと言われる美貌の持ち主から出た言葉

「むつぅ～！赤ちゃんできちゃった!!」

はっ？

はあﾞぁ～？

あなたは確か美樹兄さんと付き合っていたはずですよね？

なのに妊娠って…。
女の子と付き合っていたなんて初耳ですが…。
聞き間違いでしょうか？

「赤ちゃんって誰の…」

「もちろん、ボクの赤ちゃんに決まってるじゃない!!」

いやいや。
待ってください。
決まってるって満面の笑みをうかべて言われても、「はい。そうですか」って言えるほど僕は出来ていない

「そ～いうことだから、暫くご飯じゃなくてパンで我慢してね？」

もしかして、その彼女の家で同棲でもするのだろうか？(僕のご飯は後回しで？許せない)
事務所には…？悠兄さんにも話をしているのだろうか？
なにより…

「美樹兄さんは知っているんですか？」

「まだ、話してないょ。だって態々起こして言うの恥ずかしいじゃない？」

… … … 。

恥ずかしいじゃない？
違うでしょう？

ｱﾞｧ～。
面倒くさい！
(僕のゴハン!!)←ｸﾄﾞｲ

「緋色、睦月、おはよう。」

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