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『えぇ~?』
ガタッ!
バタバタバタ!!
「ちょっとマイハニーがワケわからないこと、言ってんだけど…。どーいうこと?」
寝起きの悪いはずの美樹兄さんが起きて間もない頭で、緋色兄さんの発言を聞いた結果であろう台詞を言い放った。
完全に目を覚ましたようですね。
部屋から大袈裟に聞こえてくる啜り泣く声にやっと潤兄も起きてきた。
「ぅ~ん。朝から何なの?もぉ~緋色兄さん誰が泣かせたの!?」
「誰も泣かせた訳ではりません。潤兄。緋色兄さんの話を聞いてきてくれませんか?
どうやら、頭の固い僕らには話はついていけないようです。
きっと、潤兄なら緋色兄さんを笑わせることできますから。」
何の根拠もないが、訳の解らない状態には訳の解らない人物で対処してもらうのが一番のような気がしておだててみた。
「わかったぁ~。やっぱりボクが行かなきゃね~♪」
「えぇ。カリスマですから。」
もう1つおだててみた。
「うははぁん。まっかせてねぇ」
やはり潤兄は単純で助かりますねぇ
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