第一章:第一魔王戦

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そんなこんなで一旦城(自宅)に戻り、旅に出る事を両親と弟に言うと。 父さんは『乗せられてやんのププーw』と笑い 母さんは何故かノリノリで荷造りをしてくれ 弟のリグリは『オレも行くぅぅぅぅぅぅ!!』とぐずり出し。 危うく旅立つ前に焼け死ぬトコだったけど、どうにか父さんがなだめてくれた。 お前のぐずりで世界がヤバいって事、自覚してくれないと困るな、兄ちゃんは。 んで、冒頭に戻る。 洞穴と言っても、石垣の様な10mくらいの絶壁に人1人分の穴(通路?)が開いているだけ。 もしかしたらすぐ行き止まりになってるのかもしれない。  「シュシュ、地図貸して。」  「地図見なくてもわかるでしょ、ここに立て看板あるじゃない。」  「いや、でも、まあ、一応、さあ。」 だって信じらんないもん。 これに住んでる魔王ってどんな?  「…………はい。」  「ありがと。 えーっと……。」 僕らが赤い三角で、魔王の城が青い丸――  「「………ふーっ…。」」 赤い三角は間違いなく青い丸の目の前に来ている。 TSU☆MA☆RI☆  「冗談でしょォォォォォォォォォ!!!」
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