プロローグ「終わりの始まり」

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血で染まった町… そこに一人の少年がいた。 剣士といってもただ刀を腰に付けてるだけだが。 彼はこの世界で戦っていた。 そして殺していた。 地球に降り立った悪魔も。 悪魔に支配された人間も。 容赦などない。 故に あまりにも多く殺し過ぎた。 恐怖など無い。ただ目の前に立つ者を切り伏せ、命を奪う。 彼はもう人間では無いのかもしれない。 いや、人間ではないのだから。 彼は鬼。血を喰らいし古の魔物。 【悪魔】に支配された世界で、 【鬼】は殺す。 それが終わりを迎えた世界の末路…。
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