鬼を退治せよ

｡*～第一夜～*ﾟ

―ｶﾞﾁｬ

『ロディア様～。エミリア連れて来ましたぁ』

『ロディア様っ！遅くなり、申し訳ございません！』

『いいんだよ。さぁ、二人共、座りなさい』

『『はい』』

レオルドとエミリアは
ロディアの向かいの
ソファーに座った。

ｺﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟ…と紅茶を淹れる良い音がする。

それと同時に、ふわっとローズの香りがした。

『ローズティーですね♪』

『そうだよ。私も気に入っているんだよ。エミリアの作ったローズティーは格別だからね♪』

『恐れ入ります。ロディア様』

私は紅茶を作るのが好きで、自分で薔薇やジャスミンなどを摘んで、特製の紅茶を作っている。

『それで、大事な話って何ですか？』

エミリアがローズティーを飲んでいると、レオルドが口を開いた。

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