-プロローグ-

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朝。眩しい光が俺の部屋を照らす。 時間は午前7時、珍しく早起きをした。 「今日も学校か…面倒くさいな💧」 ぶつくさ文句を言いながら俺はクローゼットから制服を取り出し、着替える。 「……げっ、日本史の宿題やってねぇ💧」 宿題は、プリントに書いてある100問の問題を教科書を見て記入するという地味に面倒くさい内容である。 「仕方ねぇ、学校で誰かに見せてもらうか」 そう言いながら俺はリビングへ向かう。 無駄に広く静かなリビングにあるテーブルにちょこんと朝飯と弁当が置いてある。 俺の両親はいつも朝早くから仕事に出て夜遅くに帰ってくる。 こうして朝飯や弁当を作ってくれているが、顔を合わせることも少なく、団欒なんてしたこともない。 -少年食事中-
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