-プロローグ-

3/3
前へ
/40ページ
次へ
「…さて、行くか」 ご飯を食べ終わり、鞄を持ち、外へ出る。 「うお、雲一つねぇ青空w」 外の天気は超晴れ。快晴である しかし、こんな天気の日はろくなことが起こらない。 「………長ぇ💧」 ここの信号は赤信が長い。そのため一度つかまるとしばらく待たなければならない。 ふと、横から自転車で走ってくる学生(違う学校)二人に目がいく。 横二列に並び、あまり前を見ず、話しに夢中な様子。 (危ねー運転するなー💧事故るかもしんねぇのに馬鹿だろ💧w) 「でさーww」 「ちょっ、前、前!!💧」 「え?」 「え?」 一人が俺に突っ込んでくる。 焦ってバランスを崩し必死に立て直そうとするが間に合わず俺に思いきりぶつかった。 「うお!!!」 「やべ!!ぶつかっちった!」 俺は吹っ飛ばされ、道路に転がる。 「痛ぅ~」 「!! 君!危ない!!」 -そんな声が聴こえた気がしたがその時には俺はもうすでに車に跳ねられていた-
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加