19人が本棚に入れています
本棚に追加
「と、飛んでる…!?」
…どうやら俺は未知の世界へ迷い込んでしまったようだ…。
「あ~まだ痛むなー」
ズキズキする頭を手で抑えながら適当に森の中を歩く。暗さによる恐怖心はもうない。
~青年移動中~
「……よ、夜が明けた…」
森の中を歩き続けているうちにいつの間にか夜が明けていた。
正直もう歩きたくないが、夜が明けて周囲を広く見渡せれるようになったので今のうちに人を見つけようと身体に鞭をうち歩く足を速める。
「あ…、村(?)がある…」
見た目はかなり古臭い村だが多分住んでる人はいるだろう。
俺は更に歩きを速めた。
「よっしゃ…ぁ?」
俺は中途半端に盛り上がってる木の根っこに足を引っ掛けて山を転がり落ちた。
「嘘だろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ………」
意識を失う直前、こう思った。
最近嫌な目にしか遇ってないな~と…。
もう…ゴールしていいよね…?(色んな意味で)
最初のコメントを投稿しよう!