『蒼氓』―ホームレス編―

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    ―『PM1:54』― 男は、ホームレスとして…生活に…慣れ初めた…。 すると、<白髭>が…。 「おうゥ!ご苦労ゥ!…まァ!煙草でも…吸ゥえ!」 <白髭>が、煙草を差し出した…。 男は、ありがたく…頂いた…。 <白髭>が、聞く…。 「貴様!何故ェ!…ホームレスに…なったァ!」 男は、答える…! 「仕事が、嫌で…」 <白髭>が、不適な笑みを…浮かべ…言う…。 「俺もォ!…嫌いでなァ!…だが…!ある…仕事はァ!好きでなァ…!」 男は、疑問に…思えてきた…。 (<白髭>といい…<薄ら禿げ>といい…コイツ達が言う…仕事って…?なんだ…?) そして、<白髭>が…。 「またァ!、後でェ!なァ!」 と、叫び…河川敷を跡にした…。     ―『PM8:45』― ホームレス達は…遅めの…夕飯を…頂いた…。 男は、ある事に…気が付く(!) (何故…!食事や生活用品が…日を追うことに、豪華に…なるんだ…?) 男は、疑惑を…走らせながらも…口に…食事を運ぶ…。 男が、考えていると…。 <白髭>が、語る…。 「最近はァ!…どうだァ!…」 <薄ら禿げ>が…答える…。 「ほんまァ♪…良かコネを♪……見つけましてェなァ~♪」 男は、思った…。 (コネ…とは…何なんだ…?) <薄ら禿げ>が、続ける…。 「まだァ、新入りィが、…どうかァ…?思うゥ~で…この件は…後でェ!」 <薄ら禿げ>が、男を…見つめ…神妙に…言う…。 <白髭>が、笑う! 「ハァ!ハハァ!~♪そうだったァ!なァ!…貴様ァ!…この件…気にすなァ!」 男を、見つめ…睨み笑い…して…言った…。 男は、愕然とする…。 (コイツ達…何…考えている…!) <白髭>が、叫ぶ! 「明日もォ!早ェ!貴様らァ!…明日も頼むゥ!でェ!」 ホームレス達が、白髭に、答える 「おォォォォォうゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!」 青テントに!怒号が!響き渡る!!! 男は、…この…ホームレス集団が…ただの…ホームレスでない…事に…気付き初めた…。」 そして…以前、…ホームレスが…言った…言葉を…思い出した…。 (アンちゃん、此処いら…気を付けなよ…ホームレス‥甘く‥観てっと…火傷するよ!) 男に、ふッ…と、その言葉が…よぎる…。 (まさか…?この事では…?) 男は…次第に……取り返しの…つかない…状況に…巻き込まれるので…あった…。
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