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―『PM12:05』―
男は、…以前、…忠告してくれた …<揉み上げ>と<体臭>以下の…ホームレス達に…こうなった…経緯を…話した…。
<揉み上げ>が、神妙に言う…。
「…そいつはァ~大変だったな…アンちゃん…んで、…これから…ドウすんだ…?」
…男は、意を決して、言った…。
「俺は…<白髭>を捕まえる…」
<体臭>が、必死に止める!
「兄ィやん…正気かァ!…<白髭>の バックにはァ!組織が…付いている…と、聞く…マジ…危険だァ!」
すると…<揉み上げ>が…。
「アンちゃん…が、言う事も、一理ある…」
<体臭>が、動揺する…
「オイちゃんまで…なんて事を言うんですか…!オイちゃんは、皆の安全を守る立場でしょう!」
<体臭>が、必死に危険を訴える!
<揉み上げ>が叫ぶ!
「しかし…こんまんまチュウのはァ… よくねェ!…俺達の…居場所を… <白髭>に…奪われたんぞ!」
<体臭>が、弱気に発言する…。
「しかし…ドウやって…?」
<揉み上げ>が、励ます様に<体臭>に語る…。
「お前の…東大、チュウのは…伊達か?」
それを聞いた!男は、驚き!<体臭>に聞く…。
「お前!東大!出てるの!しかし…東大…出が、何で、…ホームレスなんかに?」
すると…<揉み上げ>が、<体臭>の…代わりに、言った…。
「コイツは…賢いが…いかんせん…心が弱くてなァ…人間関係から…逃げたんよ…」
すると…<揉み上げ>が…。
…仲間達に…訴える!
「俺達はァ!一度、社会から逃げた!今度はァ!<白髭>からも、…逃げるんかァ!…何処まで逃げる…死ぬ…までかァ!…」
<ホームレス一同>が…<揉み上げ>の言葉に耳を貸す…。
皆の代表として…<体臭>が、答える…。
「オイちゃん!わかりました…俺達…!皆で…力、貸します!」
<揉み上げ>が嬉しそうに…語る…。
「今からが…俺達の…新しい船出だ…」
ホームレス達は…泣いた…新しい目標に…向かって…。
男は…その光景を…眼に…焼き…付けた…そして…これから…如何なる事が…起きるとしても…逃げない事を…誓った…。
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