『蒼氓』―ホームレス編―

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    ―『AM7:47』― そして…次の日の朝…男とホームレス達は…<白髭>に…罪を償わせ…捕らえる為に…行動を起こした…。 男は、不安な点を意見した…。 「この街は、かなり…広い…仮に…見つけても…俺達は…携帯が無い…しかし…<白髭>は…連中に借りてる…可能性が高い…俺達は…ドウ…連絡を取り合う?」 <揉み上げ>が言った…。 「若いなァ…その考えが…デジタル情報社会化の弱さだ…無いなら…無いなりの…やり方がある」 <体臭>が、男に、教える…。 「…兄ィやん、確かに…<白髭>は… 組織を得て携帯を持ってても……おかしくない…」 <体臭>が続ける…。 「ダケど…ホームレスの…ほとんどが<白髭>を煙たがっていた…!僕らには!ホームレスが独自に築き上げた…コミュニティーがある!」 <体臭>が言うには、ホームレス達は…小銭を稼ぐにも…炊き出しの時も…その他、諸々の連絡網を引いているそうだ…。 <揉み上げ>が、念を押す…。 「ただァ…単独行動は…控えれ…命取りに…なるゥ!…」 <体臭>が皆に伝える…。 「相手は…落ちぶれても…元ヤクザ…慎重にィ…行動をしてなァ…」 そして…ホームレス達は…街へ…繰り出した…。 <揉み上げ>達は…街の中心に…。 一部の…ホームレス達は…街の郊外へと繰り出した…。 その他の…ホームレスは…街の賑わう所を…見張る事になり…。 男と<体臭>は…危険で…可能性が高い!歓楽街を…目指した…。 <体臭>が言った…。 「兄ィやん…僕らが、一番…<白髭>に、鉢合う可能性が高い…焦りが、禁物だよォ!」 男は、返事をした…。 暫く歩くと…やはり…歓楽街!柄の悪い連中が…ワンサか…していた…。 ラブホテル街に…入ると…危険な男を…目撃した…。 男は、咄嗟に…。 「おィ!…隠れろ…!」 と、<体臭>を促した…。 <体臭>が聞く…。 「見つけたん?」 男は、答える…。 「いや!…とんでもないヤツを…! 見つけた…」 男は、<薄ら禿げ>を目撃してしまったのだ…。 …なんと…<薄ら禿げ>も…逃走に、成功していた…の…だった…男は…危険が…錯綜する…中で…闘志に…燃えていた…。
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