『蒼氓』―ホームレス編―

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    ―『3時間後』― マンションを追い出され…街を…さまよい…歩き…気が付くと…駅…だった…。 とりあえず、休める所…探して…まわる…。 すると、ホームレスの男が、寄ってきた…。 「アンちゃん、煙草…吸うかい?」 男は、思った…。 (クソ!ホームレスのくせに!煙草、吸ってやがる!) しかし…好意は…受けてやる事にした…。 「…アンちゃん…此処いら…気を付けなよ…ホームレス‥甘く‥観てっと…火傷するよ!」 男は、コイツが…何を言って……いるのか…解らなかった? ホームレスは…続ける……。 「俺達は…社会のクズだぁ……云わば…底辺よぉ…そこぉ、憶えておけよ…じゃあな…」 そう言うと、ホームレスは…去っていった…。 男は、煙草を吸い…ある事を…思い出した…。 「以前、買ってた…スクラッチを…削ろう!」 そう言うと、鞄に…入れてた…宝くじを取り出した…。 早速、削る…。「おォ!」…………。 しかし…結局の所…2000円しか…当たらなかった…。 しかし…男は、嬉しかった…何故なら…手持ちが…1円すら…無い状況だったからだ…。 早速、宝くじ売り場に…向かい…換金した…。 換金を終えた男は、強気に…出た…腹を満たす為に…ラーメン屋に、入って行った…。 「いらっしゃい」 活気のある声が響き渡る…。 男に、とって…久しぶりの…豪華な食事だった…。 「何に、します?」 男は、「ラーメン!」と、答え…美味しく…頂いた…。 そして…腹を満たすと…今度は…睡眠と性欲を…満たす為に…ネットカフェに、向かい…休む事にした…。 ネットカフェに…着くと…店員に… 「どうしますか…?」と、聞かれた…。 男は、「8時間のヤツで…」と、答えた…。 そして…男は…エロサイトを見ると… 「ふぅ~たまんねぇなぁ…コレコレ♪」 久しぶりに…女のエロスを満喫した…そして… 「仮眠を…とるか…」と、仮眠に、入った…。 浅い眠りの中で…男は、肉体的×精神的に癒された……。
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