カツラとめがね。

新しいクラス

『俺らＳ組は一番上のクラスなんだな』

廉「一緒のクラスになれて良かったね！雅！」

『おう！』

俺、人見知りだから廉がいてくれるだけで１年幸せに過ごせそうだわー……

『助かった。ほんと助かった。』

廉「雅ー？先教室行っちゃうよー？」

廉が結構遠くにいた。
うわ、置いていかないで、ほんとお願いします。

『ちょ、待って！』

走って廉の元へと向かう。
廉に追いついて、２人で話しているといつの間にか廊下を歩いていた。

廉「あ、Ｓ組だ」

『はやっ！わ、心の準備が……』

廉「ほら！行くよ！」

『スーハー……スーハー……よし！』

後ろのドアから入る。
さぁ！行くぞ俺！

ガラッ

………ま、前向けない

廉の足もとを見ながら歩く俺。
クラスの今の状況が全然わかんない

とりあえず、静かってことしか分かんない。

なんでだよ！さっきまでガヤガヤしてたくせに！

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