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私はソファに寝転がって考える。
ネグリジェの裾がうっとうしい。
「あなたには『ありがとう。』が足りないんです。心で言っていたって届きませんよ?」
それだけ言うとヒロは部屋を出て行った。
「ハックション。」
あれから考え込んだ私はソファで寝てしまった。
「学校には行けますか?」
ヒロが鞄を差し出す。
学校を休むですって!?
とんでもないわ。
私は飛び起きてすぐに支度を始めた。
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