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ふと窓の外を見たら空は真っ黒だった。
これはヤバい。
「私、帰る。」
ヒロを探しに行こうと台から飛び降りようとしたときだった。
-ゴロゴロ-
一瞬空が光り、激しい音が鳴り響く。
「きゃっ」
その音にビックリした私は、向かいで机に座っていた渡辺君に抱きついてしまった。
「ごめんなさい。」
慌てて離れようとしたがギュッと抱きしめられた。
「大丈夫、俺が守るから…」
その言葉が何故かヒロを思い出させた。
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