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年寄りはこれで、とじいちゃんは部屋を出て行った。
気まずい沈黙が流れる。
「いつまで口を開けているんですか?カバみたいですよ。」
……ん?
今なんか引っかかったな。
まぁ気にしないようにしよう。
私はソファーから立ち上がり彼の前に立つ。
「名前は?」
「名を尋ねるときは自らが名乗るのが常識では?」
ニッコリと嫌みを言う。
「それもそうね、私は「まぁ私が教育し直しますよ。私は森下宏暁です。圭斗お嬢様。」
こいつ、もしかして……
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