恋心＝爆発！

イチャイチャ?

｢うーんうんうん、芸術は爆発だァ！｣

｢…五月蝿い、デイダラ｣

オイラの名前はデイダラ、この五月蝿いって言ってんのがサソリの旦那。

実はオイラと旦那は恋人同士なんだ…うん！

｢五月蝿くないぞ！…旦那、また傀儡の手入れかよ、うん｣

｢……別にいつもやってる訳では無いけどな｣

仮にも付き合ってんのに旦那は傀儡とばっかラブラブしてるし!うん！

｢旦那のばーか、傀儡オタク、うん…｣

｢…。｣(無視

｢構ってくれないと起爆粘土、ヒルコん中に詰め込むぞ、うん。｣

｢…。｣(無視

｢おもいっきり爆発させてやるぞ、うん?｣

｢…ッチ、うるせェなぁ…｣

あれ、ひょっとして旦那怒ってる…?うん…

｢だっ、旦那…?｣

｢……あァ?｣(ドスの効いた声

ひいいィっ！旦那すげェ怒ってるよ、うん！

｢ごめん、旦那ァ…｣

｢…ハァ、もういい｣

うぅ…、オイラは旦那に構ってほしかっただけなのに…うん…

｢…デイダラ、ここ来い。｣

自分の隣をぽんぽん、と叩く旦那。

取り敢えず言われるままに隣に座ってみる。

｢だっ、旦那…?うん｣

｢…。｣

旦那が無言で抱きついてきた。

嬉しいけどなんか恥ずかしいぞ、うん！

｢……傀儡ばっかり構ってて悪かった…、デイダラ｣

バツが悪そうに謝る旦那。なんだか可愛いぞ、うん。

｢オイラも旦那の邪魔してごめんなァ、うん｣

｢そんなに構って欲しかったのか?｣

｢うん、オイラ…旦那とイチャイチャしたかったからさ、うん｣

少し恥ずかしかったけど、素直に自分の気持ちを言ってみたぞ、うん！

そしたらサソリの旦那、一緒驚いたような顔をして、すぐに悪い笑みを浮かべたんだ…

｢…そんなにイチャイチャしてぇなら、今すぐしてやるよ…ソォラァ！｣(押し倒し

｢な…っ!?｣

｢さあ、イチャイチャしようぜデイダラぁ?｣

｢何でこうなるんだアアァ!!?うん!?｣

こうしてオイラは旦那に美味しく食べられましたとさ。