君の存在

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「や、まだ?」 「うん。山田」 「何その頭」 「何って、黒染めした」 まさにポカーン状態。 僕があれだけ言っても染めなかった山田が黒染めするなんて… 「まぁ、外で話すのもあれだし  とりあえず中入れよ」 有無を言わさず、 返事をする間もなく、 腕を引っ張られて山田宅にお邪魔した。 俺の部屋階段登って 右にあるから入ってて、と言って 山田は居間に行ってしまった。 入っててと言われても… ドアの前でしばしば悩む。 .
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