深影

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桜が咲く頃 君に恋をした いつも誰かに 笑顔をふりまく君の 眩しい横顔に 惹かれていった 夜の影が濃くなると 君の笑顔が浮かんでくる 切なくて恋しくて 夜空の星をなぞって 君の星座を探した 会えない時間を 指折り数えるのも もう飽きたし でも…会いに行けば 怖くて声も掛けられない矛盾の日々が続く ねぇ… 想いに気付いてますか? ねぇ… 本当は君の隣に居たい ねぇ… 言葉にする事が こんなに難しいなんて 昨日までは 思いもしなかった でも伝えたい気持ちが 溢れて止まらない 好きと伝えるだけで 涙が流れるのは 君への思いが本物の証 好きと伝えるだけで 胸が痛いのは 不安が支配してるから だけど…君が好き 桜と風は背中を押して 君の方へと誘う 別々だったふたつの影は夕日に照らされて ひとつに重なる
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