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貴方に逢う度に
仮面が必要になったのは
いつ頃からでしょうか
醜い私を
感じて欲しくないから
優しい貴方は
気付かないフリして
傷つけないように
笑っていてくれました
いつからか二人の間に
すれ違いが生まれて
安堵をしている私に
苛立ちを覚えました
貴方の想う
私になる為に
私は私を忘れました
それでも愛してくれた
貴方を
私も愛しました
でも貴方と居ると
哀しくて苦しい
それでも愛しい
感情が壊れる気がした
サヨナラを言えば
終わるのに
言えずにまだ迷っている
砂時計の砂が
次に落ちきったら
貴方に告げよう
また逢う日まで…
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