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―家
なんだかんだですぐに
家につき、現実と向かい合う
わたしは鍵をあけ、
おそるおそる部屋にはいった
するとリビングのソファーに
朝の男の人が寝ていた
「蜜姫、あの人??」
「…ぁ…うん!!」
男の人の寝顔はすごく
かっこよくて、綺麗で
不覚にも見とれてしまっていた
「なぁ、あんた」
そうちゃんは
男の人に話しかける
すると眠そうに目を擦り
ちいさく、あくびをした
「ん…………ぁ、帰ったんだ」
「ってめ、帰ったんだじゃねぇだろ、いかなも自分の家みたいにあしらいやがって」
「…蜜姫、…だっけ??」
「えっ、あ…はぃ」
いきなりわたしの名前を
よばれて、吃驚したせいで
声が少しうらがえった
「水」
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