第一章

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父親は、心配していた。何故なら、自宅は海の近く津波の影響で道路が使えるのかがわからなかったからだ。  だが、それ以上の連絡は取れなくなってしまった。  それでも、私達は電話をかけ続けた。いつか繋がると信じて。  そんななか、一緒に通勤していた人達が現場より無事に戻ってきた。  そして私達は…  
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