ＣＵＴＥ

１

うふふっ。
あっ、気持ち悪いですか？
すみません。
これから成嶋くんと会うんです。
今待ち合わせ場所なの。
そうです、私たちが出会ったハチ公前。
あれから何回か成嶋くんとは連絡を取り合ってます。

「悠莉ちゃん。待たせてごめんね。」

成嶋くんが来たー。
超可愛い!!!
なにこの生き物。
可愛すぎてキュン死ぬ。

「悠莉ちゃん？」

「あっ、ごめんね。待ってないから大丈夫だよ。」

「なら良いけど。僕ね、今日は悠莉ちゃんとお買い物したいなっ!」

うわっ!!!
上目使い。
成嶋くんが可愛すぎて鼻血でそう←

「いいよー。何買うの？」

「うんとねー。まずは、悠莉ちゃんの服見よう？」

「うん。いいよ。」

「悠莉ちゃんは普段どこで服買うの？」

「んー？渋谷とか原宿かな。」

「そうなんだ。一緒だね。僕も渋谷と原宿はよくお買い物に行くよ。」

うはっ!!!
いま私はハートを打ち抜かれました。

「ねぇねぇ、悠莉ちゃん。この服可愛いよ!きっと悠莉ちゃんに似合うよ。」

「そう？じゃあ買おうかな。」

成嶋くんが似合うって言ってくれるなら、悠莉値段もみないで買っちゃうっ!

「うん。僕、絶対似合うと思う。」

私は隣に成嶋くんみたいな可愛い子がいて幸せだよぉ。

「ねぇ、このピアス悠莉ちゃんに似合うよ!!可愛い!!」

成嶋くんあなたの方が可愛いよ。