プロローグ

3/6
前へ
/13ページ
次へ
「あのー、自分の世界に入ってるとこ悪いんだけどさ、悠莉の携帯さっきから鳴ってるよ。」 はい。 呆れながら声をかけてきた、この人は、私の大学からの友達の篠崎瑛奈です。 見た目はねー、くーるびゅーてぃーってやつ? 黙ってれば美人。 喋ると、天然を通り越してボケてる。 「あー、ありがと。んっ?くまから電話だあ。めんどくさいから後でかけ直す。それより!!瑛奈!!買い物行こー。」 そのまま携帯放置します。めんどくさいから。 「えっ?熊谷くんいいの?」 「いいのいいの。どうせ暇だからかけてきただけだろうし。私はいま瑛奈といるから後でいーんだよ。」 「いいなら良いけどさあ。」 「さっ!!買い物行こー。」 瑛奈は若干不安そうだが、私は気にしない。 因みに、熊谷は大学のクラスメートってやつ。 熊谷司っていいます。 見た目は……そのうちね。 とりあえず、自分勝手なやつ。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加